店舗販売戦略コンサルタント 吉田美紀

 

 

いつも、店舗指導に入る時に私がはじめにするのが

個人面談です。

 

なぜかと言うと…

現場スタッフからすると当然知らない私が

目の前に現れてとやかく言われても…

聞きたくないですよね?

私なら、聞きたくないですもん‼

「私たち頑張っていますけど、何か‼」って思っちゃいますよね。

 

 

なので…

まず大切なのは「信頼関係」を築くことです。

この信頼関係を築くことが

成果のスピードや大きさにつながるのです。

その最初の手段が個人面談なのです。

 

 

 

面談と言うと最初はみんなチョット緊張しています。

内心、私も緊張しているんです。

だって、私を敵だと思って戦いを挑んでくる人も

いるんですよ…💦

 

 

 

 

まず、店長さんと面談スタート!

①「○○店長のお店の自慢はなんですか?」

 

次にスタッフのことをを聞きます。

②「○○さんの強みを教えてください」

 

そして…

③「お店の足りないところは何ですか?」

④「○○さんの足りないところは何ですか?」…と

お店やスタッフの強みと弱みを聞き出します。

ここで店長さんが今までに思ったことや過去のことを

語ってもらいます。

 

すると…

素晴らしい成功事例

大変だった失敗談

武勇伝がどんどん出てくるのです。

そりゃあ過去に何もない人はいないですよ。

 

話しをしっかり聞いていると

同じ現場の人間です。

想いが通じあうのです。

(特に辛い話しには大共感です)

そんな会話の中から

店長さんの価値観(バイアス)や人となりが見えてくるのです。

 

 

 

現在と過去の話しの後は

未来の話しを質問します。

 

⑤「1年後どんなお店にしたいですか?」

⑥「1年後○○さんにどうなって欲しいですか?」

 

未来のビジョンです。

これはすぐ出てこない事が多い。

だって…深く考えないといけないですもんね。

 

日常では指示を受けることが多いですよね。

 

例えば…

年間数値目標は本社や上司の指示。

日々のルーチンワークの作業も本社からの指示。

どうしても組織ではやらされ仕事になってしまう。

そりゃあ、ビジョンって言われてすぐ答えられる訳がないですよね。

 

 

つい、言葉につまる店長。

 

  「じゃぁ~○○店長さん」

⑦「あなたは誰のために働いているのですか?」

ここで出てくる答えは2つ。

「お客様のためです」

「会社のためです」

 

 

 

 

 

 

私はこう伝えます。

「私は自分のためだと思って仕事をしています」…と

 

 

小売り業であれば、「お客様のため」が正解かもしれません。

ただ、現場に居た私にはお客様のためだけでは

成果を、No1を上げ続けることはできなかった。

 

 

理不尽なことでお客様に怒鳴られる。

お客様が自分の思ったように買ってくれない。

パートさんが思うように動いてくれない。

 

 

仕事ではイヤなことは山ほどある。

それをグッとこらえて

笑顔で誠実に謙虚に

仕事に向き合わなければならない。

どんな時もです。

 

 

そのためには「自分のため」が一番前に

ないと頑張れない時がある。

 

そんな時

「自分の生活のため」

「自分が笑顔でいるため」

「自分がありがとうを勝ち獲るため」

「自分が仕事にやりがいを持つため」を一番前に持ってくる。

 

 

 

人はみんな自分のためだと謙虚でいられる。

問題は自分の中にあると気づくことができる。

 

お客様や会社のためだと思うと

「こんなにやってあげてるのに」と傲慢になる。

(あっ!私のことです…💦)

 

 

 

 

 

 

「あなたは誰のために働いているの?」

この質問は組織人の前に

自分の幸せのためだからやるんだよ!

やらない、いい訳で仕事放棄は許さんよ!を

気づかせる、クエッションなのです。

 

そして…

自分の手柄のために働いてくれてる

スタッフに感謝することができるからなのです。

 

 

 

 

 

 

そして、改めて

⑤「1年後どんなお店にしたい?」

⑥「1年後○○さんにどうなって欲しい?」

不思議とちゃんと出てくるんですよ。

 

仕事をしていて全く自分に期待しない人は

いないですよ。

 

だから、必ず良い話しが出て来る。

 

 

 

 

店長さんは今、目の前にある仕事のやり方も

教えなければなりません。

 

 

 

しかし、もっとパワーを使わなければならないのは

ビジョンを語り続けることです。

「お客様にまた来ちゃったよ~って言われる店にしたいんだよ!」

「○○さんには1年後、

お客様から指名がバンバンくる販売員になって欲しいんだよね~」

 

 

そしてスタッフのみんなと

「じゃぁ~○○さんはどうしたら良いと思う?」

質問や相談をバンバンするのです。

 

 

 

 

店長さんの仕事の80%は人のマネージメントです。

 

 

 

私が店長さんとはじめに面談で質問をする理由はここにあるのです。

店長自身をマネージメントし

部下のマネージメントのやり方も体験させるのです。

 

店長さんの価値観を知り

承認、共感、信頼を築き

最後に仕事に対する在り方を伝え

同じ目線に立ち

目的を共有するのです。

 

 

 

全て相手の心を動かし成果を出すための

質問です。

人の心を動かすためには

質の良い質問を事前に用意しておくことが大切なのです。

 

 

「あなたは誰のために働いているのですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注)その後、部下さんにも面談をしますが

「誰のために働いているの?」は聞きませんので…ご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな質問からスタート‼

「最近、仕事で楽しかったことあった?」

返事はだいたい2つに分かれます。

①「はい!この前…」と楽しかった話し。

②「いえ…別に…」

 

 

店舗に指導に入る時よく聞くことが

「仕事楽しい?」

「誰のために働いているの?」

 

 

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